空蝉の如く我もここにありきと・・・
あまりに個人的な生活の足跡です。
可愛い2人の息子娘虎の子ちゃんとだるまちゃん、
そして凛として何でもこなす妻。
齢を重ねても精神的にパンクでソウルフルでいられるのは
この人たちのおかげなのです。
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原子力ムラのかく乱殺法「公害の起承転結」
category: 広めたいこと | author: とらひげ

「公害発生」「原因究明」「反論提出」「中和」

ここで「結」の部分の「中和」は決して被害者救済のことではないです。

公害は総じて、加害者側の責任を曖昧にするプロセスをたどりやすい。

このプロセスの中で被害者や更なる受忍、理不尽極まりない差別を

強いられる事になります。

 

公害というものが発見され、あるいは被害がでる。

それに対して原因究明、因果関係の研究(第一段階)というものが

始まりまして原因がわかる。これが第二段階とします。

そうしますと原因がわかっただけで決して公害は解決しない。

第三段階で必ず反論が出てまいります。

この反論は公害を出してる側から出る事もある。

あるいは第三者と称する学識学者から出される場合もある。

いずれにせよ、反論は必ず出てまいります。

そうして第4段階は中和の段階であって、

どれが正しいのかさっぱりわからなくなってしまう。

「公害の政治学」宇井純 著より

 

真実は一つしかないから多数の反論が並べられると

どれが真実なのか事情を知らない人はわけがわからなく

なってしまう。

 

例えば、福島県における小児甲状腺ガン多発の評価

「福島県の子供全員を調べたところで潜在的甲状腺ガン患者が

見つかったに過ぎない」

「チェルノブイリでは甲状腺ガン患者の増加は

事故5年目以降であり、それ以前に癌患者が増える事はありえない」

「そもそもチェルノブイリよりも福島の方が汚染レベルは低く

甲状腺ガンの増加はありえない」

といった多くの反論によって「中和」されている。

 

加害者の責任はこのような「中和」現象を通して

必然的に曖昧にされていく。

また、肝心の「原因除去」はどんどん先送りされるので、

当然ながら被害者側はますますしわ寄せされることになるし、

新たな被害者を生む事にもなる。

 

ここでいう「原因」というのは原子力発電所と

それ突き動かすシステムのことです。

 

2018年8月17日 18:30〜19:30

浜松駅北口JR敷地外広場

「さよなら原発の夕べ 浜松」

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏休みの社会の宿題
category: 自然災害 | author: とらひげ

坊ちゃんの夏休みの社会研究のテーマは阪神淡路大震災。

神戸に遊びにいったついでに親戚の人たちに

その時、何をしていて災害に対してどう対処してきたか

聞き取りをしてきた。

で、写真がほしいというのでネットで調べてみたら

改めて見て末恐ろしくなりました。

 

原発の立地地区ではこのような地盤のずれは

未だに「起きない」という想定なんですよ!!

起きたら、想定外。

原発はたくさんの配管が通ってることは今や誰でも

知っていることなのに。

 

 

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まやかしの鎮静剤
category: 文学歴史の20 | author: とらひげ

現代は専門家の時代である

 

彼らは皆、自分の専門ばかりに目を向け

 

その専門を包み込むより大きな枠組みに無知であるか

 

不寛容であるかどちらかである

 

まだ現代は産業支配の時代でもある

 

どんな犠牲が生まれようとも

 

金儲けの正当性には滅多に疑いが持たれない

 

人々が農薬の危害に関するいくつかの明白な証拠を

 

掴んで抗議の声をあげても、かれらはやがて

 

まやかしの鎮静剤をのまされてしまう

 

「沈黙の春」レイチェル・カーソン

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