2018.12.05 Wednesday/22:00 |
分断社会 |
分断社会というこうで、ばっさり切ってるからかなり
大雑把に一括りがされてるけど、明治の「獣の世」とは
実はいまの社会だったというオチには納得するしかない。
以下は「分断社会・日本」より抜粋
平等主義国家は消えた。
多くの人々にとって働くことは苦痛でしかなくなり
勤労の先に待ち構えるのは貧困のリスクであった。
通常道徳は労働者にとって精神的負荷となり
努力の果てに没落する人々の悲鳴が社会を
切り裂こうとしている。
今の日本社会は通常道徳の実践にエネルギーを費やした
多くの失敗者で溢れている。
過酷な競争社会に疲れ、就労の苦痛の中で日々の生活に
耐える人々は働かずに収入を得る生活保護受給者を非難する。
没落の危機に怯える中間層も含め、生活に不安を覚える人々、
政治やマスメディアに利害を代弁して不満を持つ人々は
反知性主義的な言説を支持し、急速に排外主義化した。
鳴り止まぬ公務員パッシングの一方で、親が我が子に
公務員になることを希望する様は滑稽でさえある・・・