空蝉の如く我もここにありきと・・・
あまりに個人的な生活の足跡です。
可愛い2人の息子娘虎の子ちゃんとだるまちゃん、
そして凛として何でもこなす妻。
齢を重ねても精神的にパンクでソウルフルでいられるのは
この人たちのおかげなのです。
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カネを積んでも放射能は止まってくれない
category: 広めたいこと | author: とらひげ

1967年、浜岡に原子力発電所建設は中部電力にとって

まさに背水の陣だった。

三重の芦浜原発建設は漁業関係者により流れてしまい、

東電は福島に関電は美浜にすでに建設工事が急ピッチで進められ

その2社に遅れをとってなるかと躍起になっていた。

 

中電は芦浜の失敗を踏まえて、漁協幹部を狙い撃ちし、農家には

しつこく訪問し、揺さぶりをかけた。

浜岡町では、専門家や学者を呼んで200回以上、勉強会と称した

洗脳集会を開いていた。

 

「これからは人類が月に自由にいける時代になります。

科学の進歩は日進月歩だから、今は危険と怖れられている放射能も

スプレーをかけただけで無害になる薬品が近い将来に必ず開発されます」。

 

「放射能も癌もあと十年もすればみんな解決されるでしょう。

だから、この町に原発が建設されるといっても何の心配もいりません」。

 

「石油や化石燃料はもうすぐに枯渇します、原発なしでは

原始時代に逆戻りですよ」。

 

「原発がこの町にできれば皆さんの住んでいる間違いなく経済発展します。

浜岡の財政規模は膨張し、皆さんの暮らしも豊かになります」。

 

実際には安全でないものを押し付けるため中電はカネを徹底的に使った。

地元議員を原発建設自治体の視察という名目で招待旅行に誘い、

それが段々と目的地が関係のない都会の歓楽街にとって変わっていった。

地元議員が当選したときは当選祝い金として数百万を渡していた。

 

(以上は浜岡原発に下請け労働者として2003年から5年勤めていた

川上武志さんの著作「放射能を喰らって生きる」を参照にさせて戴きました。

緑風出版より今月出た新刊です。説得力があるので是非買って読んで下さい)

 

だが、もう原発事故や放射能汚染はカネではどうにもならないことが

はっきりわかってしまった。

それでも今また、国や経産省、中電はさらに周辺自治体にまで

交付金をバラまく話を進めている。

半世紀前、無知だったとはゆえ、先人は未来を叩き売ったのだ。

私たちは二度と同じ過ちを繰り返すまい!!

 

2018年5月25日 18:30〜19:30

浜松駅北口JR敷地外広場 

「さよなら原発の夕べ 浜松」

 

 

 

 

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