二音だけのわらべ歌、民謡音階。明治に初めて12音階の西洋音楽を
聴いた当時の日本人はさぞかしびっくりしたことでしょう。
数学と音楽との密接な関係。本当の音楽の中では数値で決定できる
ピッチ音程というものは存在しない。だからチューナーなど
ほとんど目安、、音楽というのは感性が全てなんですね。
話が宇宙やその外側、時間の存在までかなり跳ぶんですが、
面白い本ですよ。
これからの発展していく新しい音楽の可能性についても言及。
リズムも早かったり遅かったり、音程もより複雑だけど人々を
感動させる音楽「ランダム」。
それは反デジタルでもあり、あらゆる常識を突き破っていく。
通り雨が降ってきて一時中断して避難。
天候や自然災害には抗えないです。
原発を推進する人たちは抗えると思っているのでしょうか?
私のような原発に反対する人を押さえつけることを考えてるだけで、
絶対、深くは考えてないと思いますよ。
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毎日の食生活より、テレビやスマホの方が大事だったり、
就学率が上がらないのは学校がないからではなく、行く価値がない
行っても何の足しにもならないと、、
安価な支援病院に行くより、借金してまで、高額を要求する祈祷師の
ところに行ったり、、、
貧困な国をただお金を出して支援するという偽善。
そして金を出して支援してるのにと貧困を責める。
以下訳者による後書きより抜粋。
1990年代以来続いてきた日本のデフレ不況のために
職にありつけなかった所謂ロストジェネレーション。
これに対して、今の連中は起業家精神が足りないとか、
やる気がないとか、もっと自助努力をしろとか、
安易なシバキ議論が多い。でもそれを言っている連中は
安楽なサラリーマン生活を続けてきたり、
起業したとしても、経済環境がずっと良い時代で
すでに悠々自適だったりする。
そうした安楽な立場からあれこれ厳しいことを言うのは簡単だ。
でも、それでは何の解決にもならないことを本書は指摘する。
貧乏人に厳しいことを言う先進国の僕たちや
恒例のお金持ちたちは、実は過保護なくらい各種の
社会制度に保護された甘ったれ立場にいる。
その甘ったれぶりを認識せずに、貧乏人や失業者に
厳しいことばかり言うのは滑稽なことだ。
それ以外にも、政府の役割や政治家への絶望等について
本書が与えてくれる示唆は大きい。
読者の一人一人が何かしら自分の
直接関わりのある知見を引き出せる、広がりのある議論が
展開されているのも本書の魅力だろう。
福岡でやってた競泳マスターズ世界大会自由型800m、
70歳の部で金メダル。
日本一でも凄いのに。世界一になった今のご気分は?と
明日訊いてみよう。これからはキングと呼ぶかな。
70歳にして世界チャンピオン、というより
人生の頂点をずっとまえより虎視眈々と狙って努力してきたTさんは尊敬する。
泳ぎは私もTさんのおかげで少しは上達したけど
、何より絶対諦めない生き方に触発されます。
]]>私たちは被爆者や彼らの言葉を通じて原爆に対峙し、
その意味と価値を問い続けなくてはならない。
「被爆体験の継承」とは個々の被爆者が体験した内容を
記憶する事でも誰かから言われたことに従って
判を押したように核兵器反対をそらんじることでもない。
原爆被爆者の立場を知り、それに対する自分の立場を
問い続け、行動することが継承なのである。
そして、その営みは、たとえ目の前に被爆者が
いなくなったとしても終わるわけではない。
私たちは被爆者が自分たちに残した言葉に繰り返し向き合い、
その意味を問い続けることになるからだ。
「ヒロシマ・パラドクス」根本雅也 著より抜粋
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オオタマキこと妻が絵本の2作目を今月末に出版します。
「天野ジャックはイバりん坊」
内容は少し大人向けで
一見ヒネくれ者少年とお喋りの苦手な少女の成長の話です。
併せて小田原市と浜松市内で
原画展も開催します。手書きと色彩にこだわっておりますので、
お近くの方は是非ご覧ください。
宜しくお願いします。
私は宮崎駿作品を全部観てるわけじゃないけど
これはかなり好きな映画でした。
本編が始まるまで、私の苦手なディズニーとかの
予告を10本ぐらい見せつけられて、こういうのなら
途中で帰ろうかと思ったけど、始まった途端惹きつけれました。
個人的に感想は以下少しネタバレになります。
貧しい人たちも裕福な人々でさえ、ギスギスとした
空気の時代。それとは別空間に賢者らしき人が
積み木の絶妙なバランスでコントロールされたかに
見えた世界。それは世襲などは不可能で
結局は自分で作り上げてくしかないんだなと、、
人間はこれからも少なからず環境を破壊してくもしくは
環境に強い影響を与えていかなければ生きていけない
のではないでしょうか。それによってしっぺ返しを喰らって
きたにも関わらずウマシカな政治家や経済学者は
今度はSDG’sで経済発展ができると思ってる。
自然への恐れや敬意を欠いて次世代にいい未来を
残せるでしょうか?
潮騒のメロディ
防潮堤でサクソフォンを
吹いている女の子
自分の声が気に入らなくてさ
乾いたメロディ砂塵に紛れて
水平線の下に 排他的経済水域
人は魚に戻り 北海を目指せばいいのに
矢印みたい黒い鳥 頭上を旋回している
未来は今より低いとこにあり
未来はココより低いとこにあり
君の汚した水が 流れ落ちてく
下らぬ事だと シカトしていたら
ロープは首に 食い込んでくる
時間が不安を 麻酔してくのに
破壊は突然 ほんの一捻り
レールは敷かれていくけど 壁は高く積まれてく
矛盾を上げ連ねて どこまでもキリがないんだ
サクソフォンが黒い鳥 打ち落とせたらいいのに
未来は今よりより低いとこにあり
未来はここより低いとこにあり
君の汚した水が 流れ落ちてく
物理的にメチャクチャでありえないけど、凄く面白かった。
走行中の車の中で少女がチンピラをぶっ飛ばす、
中から車のフロントガラスを突き破って飛んでくんだよ。
地上げ屋のヤクザから始まって、それを踏みつけて
更に凶悪な奴らが、どんどん登場。
それでも強いのが主役の少女、車も簡単にボールのように
蹴っ飛ばすし、サイコキネシスまで使う。
続編ありの展開。
前作はどうだったか見返したくなった。
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市民の満足度91、2%10年連続人口増加、
最も子育てや社会保障の充実した街を作った
元明石市長泉房穂さんの軌跡。
子ども時代生まれたばかりの弟を、優生保護法の下、
足に障害が残るという理由で見殺しにされそうになった
経験から生じた
「冷たい社会を変えたい」という怒りの原点。
既得権益を維持しようとする多勢の自民公明の市議と
対立しても、市民の後押しで政策を実行してきた。
「勤労する父親、専業主婦、健康に育つ2人の子」
これが今だに税資産になどに使っている国の「標準家族」
の認識に対して、彼の想定する「標準家族」とは
「収入不安定なDV夫、メンタルを病みパートも
やめさせられそうな妻、ネグレストで不登校の子ども、
そして認知症の寝たきりの祖母、借金を抱え生活困窮」
と圧倒的に弱者目線。そのために公共事業や大企業にしか
目が向いてない自民公明会派に暴言を吐いてしまったんだな。
驚きだったのは役所で弁護士を12人も雇っていること。
だから、市民からの複雑な問題などの相談はタダ。
しかも縦割りを無くしてるから役所特有のたらい回し
されることもない。
早口の関西弁でアクが強いし、何故か橋下徹氏やホリエモンなどとも
対談してるから、エッて思うちゃうけど。
子ども家庭庁のザルぶりもぶった斬ってるし、
政治家を引退しても影響力を行使してほしいね。
やはり、311原発事故以後ですね。
知識人が一般人に偉そうに言ってたことが全部 ひっくり返って、
パニックを起こした知識人はそれを 取り繕うと必死に壁を作り、
同じようにパニクった一般人も それを必死で信じようとして、
信じない人を徹底的に 攻撃。
そして、月日が経つにつれ皆んな今の現状で
その 枠で何とか工夫して生きて行こうよみたいな。
それって、前向きに思ってる人も多いみたいだけど、、
多くの人が反対した東京五輪もここまで手を出したら
開催してなんとかするしかしょうがないとか、
大阪万博もマイナカードもまるで自然災害みたいに。
それでも今日見た「ハマのドン」は一点の光だった。
横浜民衆の力で横浜からカジノ誘致を追い出したから、、、
私もとことん抗い続けますよ。
]]>今も「平和の壁」なんてもので今も分断されてる町。
現在も学校の校門に爆弾が仕掛けられるなど物騒。
そこの男子小学校のドキュメンタリー。
子どもたちの意見はどんな意見でも大事だとした、
校長自らナビをする哲学教室。 エルビス好きの陽気な校長は、大人として口を出さない。
自分の頭で考えなさいと問いかけるのみ。
殴られた殴り返せと父親にいつも言われてるから 仕返しをしてしまう生徒にも、
親の言うことを鵜呑みにするな、
何故仕返ししなきゃ行けないのかそれってどんな気分なのか
疑問は全て親に投げ返すべきだと、、
いくら個人的考えがあろうとここは トップダウンで決まるから俺のいう事に従え
なんていう どっかの学園長とは真逆だなあと思いました。
]]>なにせ、横浜IR計画阻止に現役のカジノを設計者まで 参加して説明。
顔も名前も出して立場的にはかなりヤバい じゃないかと、、、
最後に監督のテレビ朝日「報道ステーション」の プロデューサーも務めた松原さんの
舞台挨拶も あって、面白かったなあ。
2019年8月、「ハマのドン」と呼ばれる横浜の港湾労働者のトップ91歳の藤木幸夫さんが、
横浜港へのカジノ誘致阻止に向けて立ちあがった。
地元政財界に顔が効き、歴代総理経験者や自民党幹部との人脈も持つ 保守の重鎮が、
政権中枢に対して全面対決の姿勢を示したのだ。
決戦の場となった横浜市長選で藤木さんは政界のコネでなく
住民投票条例の署名を法定数の3倍も集めた市民の力にすべてを懸けた。
裏の権力者とされてきた藤木が市民と手を取りあい、
カジノ誘致を覆すまでの軌跡を追う。
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