二音だけのわらべ歌、民謡音階。明治に初めて12音階の西洋音楽を
聴いた当時の日本人はさぞかしびっくりしたことでしょう。
数学と音楽との密接な関係。本当の音楽の中では数値で決定できる
ピッチ音程というものは存在しない。だからチューナーなど
ほとんど目安、、音楽というのは感性が全てなんですね。
話が宇宙やその外側、時間の存在までかなり跳ぶんですが、
面白い本ですよ。
これからの発展していく新しい音楽の可能性についても言及。
リズムも早かったり遅かったり、音程もより複雑だけど人々を
感動させる音楽「ランダム」。
それは反デジタルでもあり、あらゆる常識を突き破っていく。
通り雨が降ってきて一時中断して避難。
天候や自然災害には抗えないです。
原発を推進する人たちは抗えると思っているのでしょうか?
私のような原発に反対する人を押さえつけることを考えてるだけで、
絶対、深くは考えてないと思いますよ。
]]>
毎日の食生活より、テレビやスマホの方が大事だったり、
就学率が上がらないのは学校がないからではなく、行く価値がない
行っても何の足しにもならないと、、
安価な支援病院に行くより、借金してまで、高額を要求する祈祷師の
ところに行ったり、、、
貧困な国をただお金を出して支援するという偽善。
そして金を出して支援してるのにと貧困を責める。
以下訳者による後書きより抜粋。
1990年代以来続いてきた日本のデフレ不況のために
職にありつけなかった所謂ロストジェネレーション。
これに対して、今の連中は起業家精神が足りないとか、
やる気がないとか、もっと自助努力をしろとか、
安易なシバキ議論が多い。でもそれを言っている連中は
安楽なサラリーマン生活を続けてきたり、
起業したとしても、経済環境がずっと良い時代で
すでに悠々自適だったりする。
そうした安楽な立場からあれこれ厳しいことを言うのは簡単だ。
でも、それでは何の解決にもならないことを本書は指摘する。
貧乏人に厳しいことを言う先進国の僕たちや
恒例のお金持ちたちは、実は過保護なくらい各種の
社会制度に保護された甘ったれ立場にいる。
その甘ったれぶりを認識せずに、貧乏人や失業者に
厳しいことばかり言うのは滑稽なことだ。
それ以外にも、政府の役割や政治家への絶望等について
本書が与えてくれる示唆は大きい。
読者の一人一人が何かしら自分の
直接関わりのある知見を引き出せる、広がりのある議論が
展開されているのも本書の魅力だろう。
福岡でやってた競泳マスターズ世界大会自由型800m、
70歳の部で金メダル。
日本一でも凄いのに。世界一になった今のご気分は?と
明日訊いてみよう。これからはキングと呼ぶかな。
70歳にして世界チャンピオン、というより
人生の頂点をずっとまえより虎視眈々と狙って努力してきたTさんは尊敬する。
泳ぎは私もTさんのおかげで少しは上達したけど
、何より絶対諦めない生き方に触発されます。
]]>私たちは被爆者や彼らの言葉を通じて原爆に対峙し、
その意味と価値を問い続けなくてはならない。
「被爆体験の継承」とは個々の被爆者が体験した内容を
記憶する事でも誰かから言われたことに従って
判を押したように核兵器反対をそらんじることでもない。
原爆被爆者の立場を知り、それに対する自分の立場を
問い続け、行動することが継承なのである。
そして、その営みは、たとえ目の前に被爆者が
いなくなったとしても終わるわけではない。
私たちは被爆者が自分たちに残した言葉に繰り返し向き合い、
その意味を問い続けることになるからだ。
「ヒロシマ・パラドクス」根本雅也 著より抜粋
]]>
オオタマキこと妻が絵本の2作目を今月末に出版します。
「天野ジャックはイバりん坊」
内容は少し大人向けで
一見ヒネくれ者少年とお喋りの苦手な少女の成長の話です。
併せて小田原市と浜松市内で
原画展も開催します。手書きと色彩にこだわっておりますので、
お近くの方は是非ご覧ください。
宜しくお願いします。
私は宮崎駿作品を全部観てるわけじゃないけど
これはかなり好きな映画でした。
本編が始まるまで、私の苦手なディズニーとかの
予告を10本ぐらい見せつけられて、こういうのなら
途中で帰ろうかと思ったけど、始まった途端惹きつけれました。
個人的に感想は以下少しネタバレになります。
貧しい人たちも裕福な人々でさえ、ギスギスとした
空気の時代。それとは別空間に賢者らしき人が
積み木の絶妙なバランスでコントロールされたかに
見えた世界。それは世襲などは不可能で
結局は自分で作り上げてくしかないんだなと、、
人間はこれからも少なからず環境を破壊してくもしくは
環境に強い影響を与えていかなければ生きていけない
のではないでしょうか。それによってしっぺ返しを喰らって
きたにも関わらずウマシカな政治家や経済学者は
今度はSDG’sで経済発展ができると思ってる。
自然への恐れや敬意を欠いて次世代にいい未来を
残せるでしょうか?
潮騒のメロディ
防潮堤でサクソフォンを
吹いている女の子
自分の声が気に入らなくてさ
乾いたメロディ砂塵に紛れて
水平線の下に 排他的経済水域
人は魚に戻り 北海を目指せばいいのに
矢印みたい黒い鳥 頭上を旋回している
未来は今より低いとこにあり
未来はココより低いとこにあり
君の汚した水が 流れ落ちてく
下らぬ事だと シカトしていたら
ロープは首に 食い込んでくる
時間が不安を 麻酔してくのに
破壊は突然 ほんの一捻り
レールは敷かれていくけど 壁は高く積まれてく
矛盾を上げ連ねて どこまでもキリがないんだ
サクソフォンが黒い鳥 打ち落とせたらいいのに
未来は今よりより低いとこにあり
未来はここより低いとこにあり
君の汚した水が 流れ落ちてく
物理的にメチャクチャでありえないけど、凄く面白かった。
走行中の車の中で少女がチンピラをぶっ飛ばす、
中から車のフロントガラスを突き破って飛んでくんだよ。
地上げ屋のヤクザから始まって、それを踏みつけて
更に凶悪な奴らが、どんどん登場。
それでも強いのが主役の少女、車も簡単にボールのように
蹴っ飛ばすし、サイコキネシスまで使う。
続編ありの展開。
前作はどうだったか見返したくなった。
]]>
市民の満足度91、2%10年連続人口増加、
最も子育てや社会保障の充実した街を作った
元明石市長泉房穂さんの軌跡。
子ども時代生まれたばかりの弟を、優生保護法の下、
足に障害が残るという理由で見殺しにされそうになった
経験から生じた
「冷たい社会を変えたい」という怒りの原点。
既得権益を維持しようとする多勢の自民公明の市議と
対立しても、市民の後押しで政策を実行してきた。
「勤労する父親、専業主婦、健康に育つ2人の子」
これが今だに税資産になどに使っている国の「標準家族」
の認識に対して、彼の想定する「標準家族」とは
「収入不安定なDV夫、メンタルを病みパートも
やめさせられそうな妻、ネグレストで不登校の子ども、
そして認知症の寝たきりの祖母、借金を抱え生活困窮」
と圧倒的に弱者目線。そのために公共事業や大企業にしか
目が向いてない自民公明会派に暴言を吐いてしまったんだな。
驚きだったのは役所で弁護士を12人も雇っていること。
だから、市民からの複雑な問題などの相談はタダ。
しかも縦割りを無くしてるから役所特有のたらい回し
されることもない。
早口の関西弁でアクが強いし、何故か橋下徹氏やホリエモンなどとも
対談してるから、エッて思うちゃうけど。
子ども家庭庁のザルぶりもぶった斬ってるし、
政治家を引退しても影響力を行使してほしいね。
やはり、311原発事故以後ですね。
知識人が一般人に偉そうに言ってたことが全部 ひっくり返って、
パニックを起こした知識人はそれを 取り繕うと必死に壁を作り、
同じようにパニクった一般人も それを必死で信じようとして、
信じない人を徹底的に 攻撃。
そして、月日が経つにつれ皆んな今の現状で
その 枠で何とか工夫して生きて行こうよみたいな。
それって、前向きに思ってる人も多いみたいだけど、、
多くの人が反対した東京五輪もここまで手を出したら
開催してなんとかするしかしょうがないとか、
大阪万博もマイナカードもまるで自然災害みたいに。
それでも今日見た「ハマのドン」は一点の光だった。
横浜民衆の力で横浜からカジノ誘致を追い出したから、、、
私もとことん抗い続けますよ。
]]>今も「平和の壁」なんてもので今も分断されてる町。
現在も学校の校門に爆弾が仕掛けられるなど物騒。
そこの男子小学校のドキュメンタリー。
子どもたちの意見はどんな意見でも大事だとした、
校長自らナビをする哲学教室。 エルビス好きの陽気な校長は、大人として口を出さない。
自分の頭で考えなさいと問いかけるのみ。
殴られた殴り返せと父親にいつも言われてるから 仕返しをしてしまう生徒にも、
親の言うことを鵜呑みにするな、
何故仕返ししなきゃ行けないのかそれってどんな気分なのか
疑問は全て親に投げ返すべきだと、、
いくら個人的考えがあろうとここは トップダウンで決まるから俺のいう事に従え
なんていう どっかの学園長とは真逆だなあと思いました。
]]>なにせ、横浜IR計画阻止に現役のカジノを設計者まで 参加して説明。
顔も名前も出して立場的にはかなりヤバい じゃないかと、、、
最後に監督のテレビ朝日「報道ステーション」の プロデューサーも務めた松原さんの
舞台挨拶も あって、面白かったなあ。
2019年8月、「ハマのドン」と呼ばれる横浜の港湾労働者のトップ91歳の藤木幸夫さんが、
横浜港へのカジノ誘致阻止に向けて立ちあがった。
地元政財界に顔が効き、歴代総理経験者や自民党幹部との人脈も持つ 保守の重鎮が、
政権中枢に対して全面対決の姿勢を示したのだ。
決戦の場となった横浜市長選で藤木さんは政界のコネでなく
住民投票条例の署名を法定数の3倍も集めた市民の力にすべてを懸けた。
裏の権力者とされてきた藤木が市民と手を取りあい、
カジノ誘致を覆すまでの軌跡を追う。
]]>
リニアや原発や SDG’Sに置き換えれば何も変わってない事に気付く。
電力会社の節電、呼びかけ広告の正体は、実は「節電」が狙いではない。
どうせ電力文化にどっぷり溺れこんだ脆弱化した民衆は、
節電など できようはずもないと見越して、節電せねば、
今にもテレビやクーラーの 止まるが如く、深刻感を煽り、
つづまりは発電所建設反対住民を 「地域エゴ」と言う民衆の敵呼ばわりし、
孤立に追い込んでいく 迂回作戦であることは間違いない。
確かに浪費に慣れすぎた私たちは「節電」など苦手であろう。
だが、いっそ、きっぱりと「停電」を決めて、
時間実施でも始めれば そのような状況には、瞬く間に順応していくだろう。
まさにこのように考えてきて、「電力危機」こそ支配者的思考なのだと 気づく。
なぜなら、電力不足到来がさして私たちの危機ではないとわかれば、
危機の正体は、今しきりに危機を言い立てている者たちに
とっての危機だとわかってくる。
そのように、支配者にとっての危機をあたかも被支配者である
私たち、民衆の危機のごとく受け止めて、支配的思考に迎合していく 短絡は、
どうして生まれるのか考えていけば、 それは「教育」に根があるらしいと見えてくる。
ひょっとしたら、学校教育の大きな部分は、被支配者に
支配者的思考を吹き込んでいく努力に費やされているのではないか とさえ思われてくる。
「暗闇の思想を」松下竜一 著 より抜粋
]]>そうかもしれないないけど、スプラッターも入ってるし、
かなりシリアスで深刻な場面で思わず吹き出してしまいそうな
誰もあえて映像として想像しなかったコメディも。
ああ、そりゃあそうなるだろ😆みたいな。見てのお楽しみ。
でも戦闘シーンはあまりに悲惨で恐ろしく泣けてきた。
監督は「彼の名は鋼鉄ジーグ」の人と知って納得。
第2次世界大戦下のイタリア。
ユダヤ人の団長・イスラエルが率いる小さなサーカス団には、
光と電気を操る少女、虫使い、多毛症の怪力男、磁石人間の道化師と、
その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができない団員たちが
肩を寄せ合いながら暮らしていた。
イタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、
戦火を逃がれてサーカス団ごとアメリカへの脱出を考えていた
団長のイスラエルが、突然姿を消してしまう。
光と電気を操るマティルデは団長探しに奔走するが、
怪力男のフルヴィオら3人は仕事を求め、
ド派手なパフォーマンスが話題のベルリン・サーカス団の門を叩く。
しかし、団長のフランツはナチスを勝利に導く異能力者を探し出し、
人体実験を繰り返すという裏の顔を持つ男だった。
]]>
新兵器のアップルウオッチを見せくれた。
腕にハメ更に上から透明な樹皮性のものをピッタリ被せる。
体重身長のなどのデータを入れ、1300泳いでたった210カロリーの
消費に愕然としてました。私より泳ぐのが早いのに目的はダイエット。
そんな必要どこにあるのか?と思うほどのスレンダーなお姉さん。
その新兵器はかえってストレスがたまらないかな。
]]>たまたま先週は聞き逃した。
達郎さんはよかりし頃のソウルミュージックに 詳しいから。
だけど、私は達郎さんの音楽はあまり興味がないです。
よく流れてるような曲なら知ってるし、いい曲だとも 思うけども、
私の脳には響きません。
この前、ジャニーズのことでの発言を 読んだけど、
ああ、こういう人なんだなあぐらいにしか思わなかった。
有能なミュージシャンと言えども事勿れ主義や日和見のひとは いっぱいいるしね。
だけど、好きなミュージシャンがあんな発言したら がっかりするだろうなあ。
レコード持ってたら売るよ。 幸い今までそんな経験はないけど。
]]>海水で薄めて流し終わるのは早くとも30年。
薄めようが流す放射性物質の総量は変わらない。
IAEAは汚染物質の影響は無視してもいいレベルと 言ったが、、
枝野さんみたいに「直ちに健康被害はない」 から、
先々のことを考えて気に病むなってほんとは 言いたいんじゃないのか?
それだって、わかったもんじゃない。
何故なら、容器や燃料棒、コンクリートがドロドロに溶け合った
正体不明を物質を直接冷やした水だよ。アジア各国どこだって やめてくれって思ってるよ。
]]>
台湾のろう唖学校で実際に起こった性暴力事件が題材。
この映画は聾啞の学校が舞台だけど、
そもそもどこの学校も 閉鎖空間。生徒も教師もその中で何が起きているのやら。
聴覚障害をもつ少年チャンはろう唖学校に転校し、
学校の設立100周年のパーティで見かけた少女ベイベイに心ひかれる。
後日、スクールバスに乗っていたチャンは、
バスの一番奥の席でベイベイが複数の男子生徒から性暴力を 受けているところを目撃してしまう。
ショックを受けるチャンは、信頼がおける教師に 話すのだけど、、、
]]>ずっと注目してた 黒木華さんがヒロインだったので、見ました。
表情からすごく知性を感じる俳優なんです。
映画の方は日本の田舎の悪いとこを抽出したような 結構嫌な話。
村にできた巨大産廃処理施設。
そこで働く訳ありの人たち。ブローカーヤクザ、 交付金を当てにする地元代議士。
嫌なことをいっぱい思い出した。
私のことを身勝手なくそ偽善者呼ばわりしておいて
自分たちに火の粉をかかりそうだとわかると 平気で人に押し付けようとする人たち。
反原発集会の参加者だとわかると乗車拒否した 本州最西に位置する町のタクシー。
]]>
これはエスターが面白かっただけにトホホ、、だな。
あくまで私観。 見てない人のために多くは語れないが
前作大ヒットホラーの「エスター」は 正体が、えっ!鳥肌キショクワル、ってのがあったが、
もう2作目はその部分がわかってしまっているから、
それ以上にゾくってするものがないとダメじゃん。
それで、途中から意表をつくような展開が用意されてるけど はっきり言って怖くない。
それに大人になってしまったエスター役の
俳優を子供サイズに見せる涙ぐましい努力もわかってしまって かなり興醒めしまし。
]]>本だから近年のことについては古いかもしれないけど 予測はほとんど当たってる。
プーチンやデュトルテ、金日成など いわゆる強行保守とリアルに対話してよく観察してる。
いまやインターネットによって情報は不確かなものだらけ、
プロパガンダとフェイクニュースに騙されてるのは 自分ではなく相手側なのだと信じて疑わない。
相手の話も聞きもせず、ニュースを引っ張ってきて貼り付ける。
ファシズムが定着する背景には、社会に拠り所が見つけられず 誰もが嘘つきで泥棒、
自分のことしか考えていないように思えてくる 時があると著者はいう。
そして拠り所を求めた大衆の熱狂を生み出すことに関しては扇動政治家が民主主義を上回ることが少なくない。
]]>
クロエ・モレッツはこういう役が合うね。
クロエのために書かれた脚本じゃないかと思うぐらい。
零戦は飛んでくるし、妙な生き物は現れるし、
粗野な兵士たちしかいない軍機に女一人で
乗り込んでセクハラされまくるしね。
ストーリーも何じゃそりゃという展開。
1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を
運ぶ密命を受けた連合国空軍の女性大尉モード・ギャレットは、
B-17爆撃機フールズ・エランド号に乗って空へ飛び立つ。
モードは男性乗組員たちから心無い言葉を浴びせられながらも、
ひたむきに任務を遂行しようとする。
やがて彼女は高度2500メートルの上空で、
自機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。
次から次へと想像を絶する試練に見舞われる中、
大切な荷物を守りながら決死の戦いを繰り広げるモードだったが
意外なわけがあった。
少年時代の夏の山での出会い。
都会育ちのピエトロと、山育ちのブルーノの友情。
ハイジとクララの野郎バージョンかというとそうでもない。
なにせ大人になって再会して、結婚や金銭問題など
色々あっての二人の友の半生を描いてる。
ストーリーも山の美しい景色にも感動。高い所が苦手な私は
足がモゾモゾして更に足が生えてきそうな気分だったけど。
]]>
アドルフヒトラー
やっと、散髪に行くみたい。
お出掛けの時は、これにドライヤーをかける。
ただ、ペチャンコにするだけで、広島風お好み焼きに
なる。電気の無駄だからやめろって言ってんだけど。
]]>
カップを選べるカフェ。
スリランカティーもデザートも美味しかったけど、値段もつけられないようなカップを
割ったらどうしようかと思ったら
全然リラックスできなかった。私はよく落とすから。
昨日、得意先のひとが卒中になった。
朝、会社に今日は休みたいとの電話が入ったらしいが、
うまく喋れないみたいで様子がおかしい、、、
彼は一人暮らしで、実家は日本の最北。
起点をきかし、電話を応対したIくんが上司に言って、
上司が彼のアパートへ、ピンポンしても出ない。
鍵を大家に開けてもらったが、チェーンが掛かってる。
むりくそ、外側から外して中に入ると椅子に座ったまま
動けない状態、速攻で救急車呼んでとりあえず命は助かったけど。
最初に会社でなく救急車を呼べばよかったのにと思うのだが、
人に迷惑をかけたくないとか、大ごとにしたくないとか
思ったのかな、、、
特に中高年の一人暮らしの男は、、
そんなの事は恥でも何でもない。迷惑を掛け合って、
よく言えば助け合って生きていくしかできないのが人間だから。
だからって、口からダラダラ血を流しながらプールで
泳いでいいという事にはなんないけどね。
彼は体の縦半分が不随状態にあるらしい。
3ヶ月間リハビリもあるらしいから、頑張って復帰してほしい。
面白かった。今でこそ歌舞伎や浄瑠璃なんてのは
高尚なものな感じがするけど、、、元々は被差別、
穢多頭の管轄にあった、それでも庶民から絶対的に人気の
あったものなんだね。今じゃ家元が継承する伝統芸能で
ガチガチにお行儀作法の厳しい世界。
だけど、その誕生は現在のお行儀の良さとは全く対極の
倫理道徳への反発、反感、そして派手で斬新な出立ちで
人をいかに惹きつけてやろうかと考えられてた。
まるで、セックスピストルズみたいな。
遊女に関する記述も興味深い。芸達者で知的で面白い。
江戸時代は政略結婚が当たり前だったから、
男は遊女にハマってしまう。
「帰ってきたムッソリーニ」「帰ってきたヒトラー」同様、
2018年現在のイタリアに蘇り、メディアに出て饒舌に混沌とした
社会を魅了していくという話。
ムッソリーニは元祖ファシストとしてヒトラーも彼のプロパガンダを
学んだとされる。最後は愛人と共にミラノのガソリンスタンドの
横で逆さ吊りにされたけど。
今でこそ、ファシストなんて言葉は傲慢な相手を中傷する時に
使われるけど、当時はそれを誇りにしてたからね。
ファシズムのもたらした希望と興奮。
政治に絶望した民衆がにわかに求めていたものに触れることが
できたと感じた。国の偉大さ、伝統的価値観、将来を明るくする
楽観主義。たとえ、民主的な自由を引き換えにしてでも、
独裁者が約束を守り、経済が安定して夢を実現してくれるのなら
その価値はあると考えていたのでしょう。
当時、ヒトラーやムッソリーニにあやかろうと、ファシストや
その政党はヨーロッパのどこの国にも存在した。
スペインのフランコ政権、ハンガリーの矢十字、大戦中は
ベルリンに亡命したイギリスのオズワルド・モズリー卿
フランスの青シャツ、アイスランドの赤い鉤十字、
ルーマニアの大天使ミカエル軍団、
そして、KKKの元にもなったアメリカ銀シャツ隊。
現在は瀕死の民主主義、、まさに当時と同じだと思います。
とにかく世の中を変えてほしいと民衆が選んで
台頭してきてる政党をしっかり見てほしい。
今日は沖縄慰霊の日。国のために人が犠牲になるのは何故でしょう。
そもそも、国とは何でしょうか? 意味もわからずただ何となく、
みんながそうしてるから 立ったり座ったり、ほとんどの国民が意味も理解できない
「君が代」を 歌わされたり。政治家や軍属、官僚、役人が国ですか?
単にこの島に暮らす個人個人が助け合う集合体が国ではないでしょうか。
だから、線引きしてマクロで考えようとする政治家たちを常に
見張り、批判する必要があります。
それは誰がトップになろうとも 同じだと思います。
]]>
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」
シリアスなんだけど、コメディでもあり、哲学的、映画としては最高な作品。
北欧映画は脚本が面白いです。
妻が列車事故で亡くなったという報せを受け、軍人のマークスは
アフガニスタンでの任務を離れ娘の元へ帰国する。
悲しみに暮れる娘を前に無力感にさいなまれるマークスだったが、
彼の元を二人の男が訪ねてくる。その中の一人、妻と同じ列車に乗っていたと
いう数学者のオットーは、事故はROJ と言うマフィアが、
殺人事件の重要な証人を暗殺するために周到に計画された事件だと
マークスに告げる。
数日後にマフィアのボスを断罪する証人がたまたま乗り合わせた電車で
事故に遭って死ぬなどという事は確率的にあり得ないという。
オットーは変人の天才おじさんハッカー2人とマフィアボスを
調べ上げる。
怒りに打ち震えるマークスは妻の無念を晴らすため、
オットーらの協力を得て復讐に身を投じてゆくが事態は思わぬ方向に。
サスペンスは好きなんですけど、ロマンス💕が入ってると
ケッてなってしまう私。でも、この「ザリガニが鳴くところ」の
ヒロインには惹かれる所が多くて。
小説の方は一気読みしてしまった。
映画の方といえば、正直言ってヒロインの「湿地の女」ガイアの
観察眼がするどく知的な描写が足りないように感じた。
い
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの
青年が変死体となって発見された。
犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で
育った無垢な少女カイア。
彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、
学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、
たった1人で生き抜いてきた。
にも関わらず、町のひとたちからは「湿地の女」と差別され、
蔑まれていた。
そんなカイアの世界に迷い込んだ心優しい青年との出会いが、
彼女の運命を大きく変えることになるが、、、
カイアは法廷で、自身の半生について語り始める。
父の日、お嬢から。
成長したなぁ、この前まで親に送るプレゼントといえば、
新聞紙で作ったスリッパだったのに。
サックスのキーホルダーと新しい歌詞を書くためのノート。
]]>
毎週、7時15分過ぎになると私の歌ってる横で、若い女の子のシンガーと
それを見にきてる人たちが終わるのを待っています。
いつも最後に同じ歌を歌うからいい加減、リフレインは覚えてくれてる
だろうなぁ。
「原発は利権で動く 既得権益で動く」
大量にクーポン付きのレシートが捨ててあるので、
店員さんにことわって貰ってきた。
家の坊ちゃんは行きたいみたいだから。
700円以上買い物をしないとこのクーポンは出ない。
私なんか、そんなの皆無。コンビニじゃあ
コーヒーか飴買うぐらいだから。
捨ててくれてありがとう。
著者は2021年にノーベル平和賞をロシアのジャーナリストと
ダブル受賞したフィリピンのメディア、ラップラーの経営者で
ジャーナリストのマリアレッサ。
私はノーベル平和賞には懐疑的なんだけど、、
だって、佐藤栄作とかきな臭い政治家が過去に受賞してるし。
それでもジャーナリストの受賞は戦後初めてとのこと。
しかも2人とも独裁的な権力者にその国に留まって現在も
戦ってるジャーナリスト。
生い立ちから、アメリカ移住、CNNのキャスター、インドネシア、
そして、フィリピンに帰り会社を立ち上げ、
6年間の及ぶドゥトルテ大統領との戦い、そして
現在も続く政府に訴えられたいくつもの裁判。
ボロボロになりながらも彼女の正義感を貫く姿勢には感服する。
318ページから最後までは読み返し必至だが、一部だけ
抜粋させていただきます。
独裁者に立ち向かうにはどうすれば良いだろう。
これまで明らかにしてきた価値観を受け入れるのだ。
それは本書各章のタイトルにもなっている。
すなわち、正直になり、鎧を外し、相手の立場になり、
感情に流されず、恐怖を受け入れ、善を信じるのだ。
1人では立ち向かえない。チームを作り、自分の影響力が及ぶ範囲の
足固めをする必要がある。明るく輝く点と点をつないで
網を編んでいこう。
「私たち対彼ら」という考え方はやめて、相手の立場になろう。
人にしてもらいたいと思う事は、何でもあなたも人にしなさい。
テクノロジーによって、人間は相違点より共通点の方が
はるかに多いことが証明された。
テクノロジープラットフォームは、国籍や文化にかかわりなく、
人間の生物学的機能をこっそり操作しているのだから。
グレートリプレイスメントと呼ばれるものであろうとなかろうと、
ファシストのイデオロギーは均質性を重視する人々の国内の敵と
すなわち、民主主義とその理想を常に擁護する人々と戦わせる。
それは、欧米に限らず、インド、ミャンマー、スリランカ
フィリピンでも起きている現象だ。どの国も例外なく「私たち対彼ら」
という考え方に基づいて、集団暴力を奨励する「ポル・ポト」がいる。
2018年にワシントンDCで、私は未来に政府に政治家たちに訴えた。
「権力を手に入れるために、人間の本性の最悪な部分を操作しないでください。
そんなことをすれば、次の世代にハンディを負わせることになるのですから」
彼らは耳を貸さなかった。権力に通じる確実な道を
なぜあきらめなければならないのか、と。
ソーシャルメディアプラットフォームに私は訴えた。
「あなたのビジネスモデルは、社会を分断し、民主主義を
弱体化させています。パーソナライゼーション(インターネットを通じて、
ユーザの情報を取得解析し、個々人に合った広告の配信、商品やサービス、
コンテンツなどを紹介を行うこと)は、私の現実とあなたの現実は違うと言い、
私たち皆が自分の現実を持つことを可能にしています。
しかし、これらの現実は、すべて公共空間で共存するものでは
なくてはありません。互いの事実に合意できなくなるまで、
私たちを引き裂いてはなりません」
彼らは耳を貸さなかった。
そして今、状況はますますひどくなっている。
私はジャーナリストと活動家に頼んだ。
最後までこの道を貫こう、と。
私たちはそうしている。多大な犠牲を払いながら。
]]>
「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人者は
「街を浄化する」という声明のもと犯行を繰り返し、
住民たちは震撼するが、一部の人々はそんな犯人を英雄視する。
真相を追う女性ジャーナリストのラヒミは、
事件を覆い隠そうとする不穏な圧力にさらされながらも、
危険を顧みず取材にのめり込んでいく。
そして遂に犯人の正体にたどりついた彼女は、
家族と暮らす平凡な男の心に潜んだ狂気を目の当たりにする。
]]>
1975年カンボジア。極左ポルポト率いる武装組織の
クメール・ルージュがプノンペンを制圧する。
それをきっかけに、多数の住民たちが強制労働のために農村へ送られ、
ろくに食べ物ももらえず、逆らうものは反革命派として
殺された。
そんな恐ろしい史実をベースに描かれた引き裂かれた家族の物語。
チョウは一家で地方に移動する途中で息子ソヴァンとはぐれてしまう。
農村で武装組織による監視下に置かれ、苛酷な労働や不当な扱いによって
心が折れそうになりながらも、チョウは息子のために生き延びようとする。
]]>
毎年必ず数本は見てるナチスものの映画。
しかもこれはドイツ映画。タランティーノ風で
エンターテイメント性が高いけど。
自虐的とか言って、日本では大戦の闇に触れた映画はあまり作られてないね。
1945年の春、ナチスは連合国軍に完全に追い詰められていた。
娘のもとに帰ろうとしていたドイツ人の脱走兵ハインリッヒは、
その道中でユダヤ人の囚人が隠した金塊を探すSSと遭遇し、捕えられてしまう。
SSによって木に吊るされたハインリッヒを勇敢な農家の娘エルザが救いだし、
かくまう。そんな2人は、思いがけず危険な宝探しに巻き込まれていく。
サスペンスやホラーは好きだからいつも最低に
面白いというのを褒め言葉にしてるが、、、
これは最高に不愉快な映画だった。
あくまで個人的な感想だけど、こういう人を操るのを
得意とするサイコ野郎に遭遇したことがあるからだろうか。
主役の阿部さんほど、キャラがハッキリしてないし、
人殺しまではしてないだろうけど。
人と人を仲違いさせて、喜んでるような奴。
世の中には理由もなくただ単に卑劣な奴っているから。
一応、全部見ました。「吉田調書」とデマ作家として名高い
人が書いた「死の淵を見た男」が題材となっているらしいけど、
原発はどんなに恐ろしいものか意識が薄れてしまってる人は
見た方がいいと思います。
吉田所長以外ほとんどが名前が違うね。
東京電力も「東央電力」だし。
行方不明で後に遺体で発見された若い東電社員二人に対する
吐き気のするデマ、報道番組で一号機爆発はベント対策だと言った専門家、
ありましたね。あの嫌な気分が蘇りました。
分断された被害者のことももっと描いて欲しかった。
後に当時首相だった菅直人さんも
言ってた、日本列島の真ん中がごっそり住めなくなり国が東西に
分断を余儀なくされるところだったと、、
そして昨日NHK ニュースでもやってたけど
今も恐ろしい危機が続いています。
それでも原発をやめられない本当に情けない国です。
何でも金が動けば、人が死のうが国が崩壊するまで
引き返すことができない構造なんですよ。
タダ券があるとはいえ、これは私のような
ど変態悪趣味が観る映画ではなかった。
映画館はいつもより年配者が多く来てました。
生活にカツカツの妻子持ちのタクシー運転手が、
家を売って養護施設に行く92の婆ちゃんを
思い出の場所に寄り道しながら乗せていく。
それで、「最後には感動のサプライズが待っていた」なんて
書いてあると、どうなるかミエミエじゃないですか。
それでも婆ちゃんの若い頃起こした猟奇的事件だけは
意外だったけど、、
「人権」のケツにバカをつけて笑える国民、
皆んな我慢してるんだと、、、我慢自慢大会の国民。
だけど、国策原発事故の被害者になって初めて気付いた人たちがいる。
近隣で線引きされ、賠償金格差、避難する人、避難したくてもできない人
、分断された人々。
それぞれの立場を丁寧に取材してくれてる。
この本は2019年初版となっていて、最後の章で太陽光発電のパイオニア
桜井薫さんのインタビューが出てくる。
安倍政権が代われば、原発は自然淘汰されていくと、、
そうはなってないね。何かにつけて原発温存を浮き上がってくる
この構造的欠陥、、、
その上、2027年までの復興税が2050年まで更に延長。
そいつをシレっと軍事費の回すという。
どう思うよ!
#福島のお母さん、いま、希望はみえますか?
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平成生まれの現在30歳の著者が、仲間を総括の下12人殺害した
後に獄中自死した連合赤軍のリーダー森恒夫の足跡を辿る。
50年前、軍事訓練やリンチが行われた山を訪れたり、
存命してる元連合赤軍関係者にインタビューしたり。
特に興味深かったのは現在も北朝鮮にいるヨド号事件の
メンバーとのメールのやり取り。
政治による理想的な社会に全く見向きもしなくなった著者の
同世代に向けて取材とも思える。
最後の章には未だ条件が揃えば武力闘争も辞さない中核派の本拠地を訪ねて
同世代の若きリーダーにインタビューしてる。
その中から、一部抜粋させて頂きます。
「なんというか、、、もう常識じゃないですか。
社会にブラック企業があるのは当たり前だし、どうやって
ブラック企業を回避しようかということを若者は当たり前に考えているし、
年金なんかどうせもらえないと思っているし、
奨学金も返せない。じゃあ一流企業に就職したからって
過労、自殺した電通の彼女の話じゃないけど、自分たちが
目指してきたものってこれなのっていう。
東大みたいな一流大学出て、一流企業に入って待っているのはこれなんだって。
ユーチューバーでうまくやれたらいいなぐらいしか展望がないというか、、
だから、本当にそういう社会の閉塞感っていうのは、
この10年とかで全く違うものになってきている」
「新自由主義をどう捉えるかっていろいろありますけど、
一般に言われているのは、とにかく金儲け、競争、負けたら終わり。
再チャレンジもほとんどできないっていう。
負けたらずっと、非正規職のアルバイトや派遣で生きていくしかない。
そんな状況を延々と続けるっていう。
それで、経済が発展するわけでも、景気が良くなるわけでもない。
それでも政権与党は『この道しかない』というわけですよ。
それで、格差はどんどん肥大化している。
コロナでこんなに大変なのに、富裕層は利益を伸ばしていますからね」
その通りなんだけど、武装闘争を掲げている以上、中核派が
台頭してくることはないでしょう。
それにそれでは、核廃絶を言いながら核の傘に入って
ダブルスタンダードの日本政府と変わらないと著者はまとめている。
「トリとロキタ」
BGMは一切なく、姉弟を装った難民二人目線での話。
厳しい世間の吹きっ晒し、まともに受ける2人。
ドラック売りを姉にやらせて、時々性虐待までするレストランのコック。
金を回収に来る国境越えブローカー。
虫のように扱われる二人に嫌でも共感して行く。
結末には青ざめる。
アフリカから地中海をわたってベルギーにやって来た少年トリと少女ロキタ。
偽りの姉弟として生きる2人はどんな時でも一緒で、
年上のロキタは社会からトリを守り、しっかり者のトリは
不安になるとパニック障害に陥るロキタを支えている。
トリは学校にも通えるが、10代後半のロキタはビザがないため
正規の職に就くことができず、弟の学費と家族への仕送りのため
ドラッグの運び屋をして金を稼ぐ。
ロキタは偽造ビザを手に入れるため、さらに危険な仕事を始める。
映像はカッコいいけど、コレは評判悪いだろうなあ。
私個人は⭐️四つはあげててもいい、最低なイカす作品だっった。
第三次世界大戦で人間の7割がいなくなった世界で
豚と人間の交配進み、豚人間が地球を支配し人間を食らう。
僅かに残った人間が抵抗し、毒ガスを撒くがそれがキッカケで
人間には子供ができなくなってしまう。
元サッカー選手と名乗るクリスチアーノロナウド本人?(そっくりさん)も
子連れで登場するが間違って殺されてしまうし、
口髭を生やした女戦士はエログロだし、何故か口がアスホールに
なってる豚人間は登場するし、アンドロイドはハゲ祖父だし、
もうめちゃくちゃ。
間違ってもファミリーものじゃないです。
一人で、「何じゃこりゃ!」と悪態をつきながら見る映画です。
この本は88年だから、今とはだいぶ違うだろうけど、
国単位でなく個人としては相手を見るということ、
それでも文化的違いをどう捉えて行くのかそんなテーマかな。
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「エネルギーをみんなに、クリーンに」
化石燃料を燃やさないという条件がある以上、発展途上国や
貧しい人たちはエネルギーを容易に買えない。
「貧困をなくそう」?
世界人口は増え続け、漁獲高は増増してる、
さらに肉を食う人口も増え続けてる、、
「海の豊かさを守ろう」?「陸の豊かさも守ろう」?
で、「飢饉をゼロに」?
著者は一番大事な「人口を減らそう」がないという。
20世紀初頭は16億人だった世界人口がいまや79億人に
達している。だけど、グローバル資本主義はそのことを
掲げることはできない、途上国の安い労働力が必要不可欠だから。
利権構造的に出来あがろうとしてるSDGsは日本みたいに
間違っていてもなかなかそれを認めて後戻りできない国には
非常に厄介な問題だと思います。
例えば、昔はどこの家も野焼きしてたのに、ダイオキシンが出るからと
ゴミは集められてでかい焼却場で焼かれるようになった。
ダイオキシンは農薬由来だったとわかってもその構造は変わらない。
燃えるゴミとプラを分けてても、生ゴミなどはでかい焼却炉では
燃えにくい。だから実際は石油製品のプラを一緒に燃やしてしまってる。
何のための分別?
一回、浜松市の環境課に訊いたことがあるけど、
「それは市民との約束だからです」わけわかりません!!
家で野焼きした方がよほどエコじゃないのか?
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これはお勧め本。自分的には自己肯定感が増しました。
教育に携わる職業の人には是非読んでもらいたい。
体格、好き嫌い、家庭環境、ルーツさえも違う子供を
同じ服をきて、キッチリ同じ幅に置かれた机と椅子に座らされ、
同じ時間枠で、、さあ、君たちは平等です。これから
皆さんには競争してもらいます。だけど、道徳心を持って
人には優しく接しましょう。
上に行かなければ、自分は生き残れないと思わせておいて、
そりゃないでしょう。
教師の間には「黄金の三日間」という業界用語がある。
新学年、新学級のスタート時、最初の三日間で、
ルールを提示して、学級運営方針を述べて、恫喝することで
まとまりある学級になっていくというもの。
支配関係を確立し、教師にとっては命令しやすい
快適な空間となる。
校則も単に意味のない禁止事項の羅列。
「服装の乱れが生活の乱れ」というが、、
何日も服を洗わずずっと同じ服を着てるとか、鼻くそが
ついてるとかは、確かに不潔だし乱れだけど、
オシャレしたするのは自分を主張して正すわけだから
いい事じゃないですか。
以下抜粋、、
重要なことは「そろえる」ためには強い権力作用が
必要だと認識した上で、それを否定するアナキズムの生き方を
自然なこととして受け入れるということである。
そうすれば、そこで生活する者の必要に応じて、
もっと都合の良い秩序が形成されていく。
「ノープ」アス、ゲットアウトの監督の3作目。
これは斬新でおもしろかったよ。最後のシーンなどベックの
巨大な人形風船が空中で壊れていくMVを彷彿とさせる。
後、狂ったチンパンジーが怖かったなあ。
ハリウッドの山の中で撮影用の馬を調教してる親子。
ある日、うまに乗っていた父親が、空からスタスタと落ちてきた
飛行機のパーツのようなものに当たって死んでしまう。。
空には風が吹いていても絶対移動しない雲があった。
誰もが迷惑を掛け合って、助け合う
それでも大丈夫
本当に、みんな優しい
ちょっと資本主義のせいで、意地悪な気持ちに
なってしまっただけなのだ
ちょっと権力のせいで嫌な奴に
なってしまっただけなのだ
「アナキズムの入門」森元斎 著より
私の好きな言葉です。
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放射性物質で汚染された地球から火星へ移住するため、
8000人の乗客を乗せて旅立った巨大宇宙客船アニアーラ号。
しかし事故によって燃料を失い、火星への軌道を外れて
闇の宇宙空間をさまようことになってしまう。
修復不能なまま歳月だけが過ぎていく中、希望を失い狂気へ
落ちそうになった乗客たちは、人間の感情を治癒・制御する
AI「MIMA(ミーマ)」に依存するようになるが、
あまりに多くの感情を受け続けたMIMAは自らの意思で
機能を停止・爆発してしまう。
漂流から5年が経ったある日、アニアーラ号へ向かう救助船と
思しき存在が現れる。だが、それは未知の物質で
作られた巨大な槍形の物体だった。
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脂身の多い豚肉を醤油や八角、砂糖などで煮たものを
ご飯かけて食べるルーロー飯。
私は食べたことあるのか記憶にないけど、今度台湾料理店に
行ったら絶対食べる。
それにしてもまるで「きいち」のような表紙の絵柄は
著者の温さんにそっくり。
母親が台湾人父親は日本人、生まれも育ちの日本の桃嘉。
時代は就職氷河期真っ只中、大学を卒業間近を控えどこも
内定をもらえなかった桃嘉だが、エリートの男に結婚を申し込まれ
言われるがまま、逃げるように結婚してしまうが、、
旦那の自分への理解のなさ、彼女自身も言いたいことも言えない、
そんな結婚生活に追い詰められて、、、
母親のルーツである台湾へ。初めて一人で祖母や伯母たちを
訪ねていく。亡くなった祖父や祖母は戦前戦中かつて日本人でも
あった。。。
「でも、ハーフっていってもアジア系だと見た目同じだから
ちょっともったないよね。
ほら、アメリカやフランスのハーフの子って、目鼻がクッキリして
美人が多いもんね、やっぱ遺伝子の力ってすごいよね。
まあ、柏木くんの奥さんは可愛いけど、、笑」
こういう無神経なことを言う人って必ずいる。
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働いて入管も在特を与えている。働けるし健康保険にも入れる。
それはそれで良いことです。ウクライナの難民を実際に助けているしね。
それとミャンマーやトルコ、中東諸国からの難民への
日本のあからさまな差別が浮き彫りになるから。
彼らは日本人は親切で優しいけど、日本の役所は
凄く冷たいという訴えをよく聞きます。
何故ならそ私たち庶民は教育よって人道や嘘はいけないなどの
道徳心を植え付けられてるが、それを押し付けた日本を牛耳る人たちは
嘘つきで、人道のかけらもない、人を管理することだけしか考えてない
人たちばかりだからではないでしょうか。