空蝉の如く我もここにありきと・・・
あまりに個人的な生活の足跡です。
可愛い2人の息子娘虎の子ちゃんとだるまちゃん、
そして凛として何でもこなす妻。
齢を重ねても精神的にパンクでソウルフルでいられるのは
この人たちのおかげなのです。
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事故収束・廃炉作業、日本独力では達成不可能
category: 原発 | author: とらひげ
 【 うち続く『不測の事態』、福島第一原発の不安定を暴露 】
事故収束・廃炉作業、日本独力では達成不可能

田淵 弘子 / ニューヨークタイムズ 4月10日


複数の原子炉がメルトダウンした事故発生から2年以上、最近発生した一連の不測の事態 – ネズミの感電死による電源喪失、数百トンに上る高濃度の放射能汚染水の漏出事故は、福島第一原発の現状が如何に不安定な状況にあるかを、改めて明らかにしました。

こうした事態に、数十年かかると予想される事故の収束作業、そして廃炉の作業を東京電力は周辺住民や環境を再び危険に追い込むこと無く、実行可能なのかどうか疑問視し、これらの作業を任せきりにすべきではないと指摘する専門家が増え続けています。

それと同時に新たな監視機関である原子力規制委員会の、人員不足も明らかになってきました。
同委員会は10日水曜日、福島第一原発の現場に9人の係官を派遣することを発表しましたが、この人数で事故現場で働く3,000人の監督を行わなければなりません。

「福島第一原子力発電所は依然不安定な状態のままにあります。そして、さらなる事故の発生を防止できないという懸念があります。」
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、記者会見でこう語りました。
「我々はすでに東京電力に対し、最も大きな危険のいくつかを取り除く取り組みを続けよう指導していますが、私たち自身の監視機能のステップアップも進めていきます。」。


ここ数日で明らかになった中で最も大きな脅威は、地下に7か所ある汚染水の貯蔵施設のうち、少なくとも3か所から数百トンに上る汚染水が、地中に漏出しているという事実です。

10日水曜日東京電力は、汚染水を安全に貯蔵する施設の不足が危機的状況に陥っていることを認め、地下の貯蔵施設から汚染水を取り除く作業を行うと発表しました。
しかしこの作業が完了し、全ての汚染水を別の施設に移すまでの数週間、尚、汚染水の漏出が続く見通しであることを明らかにしました。

この地下貯蔵施設は、現場の作業員たちが半年ほど前に穴を掘って作りました。
福島第一原発では毎日400トンずつ、汚染水が増え続けていますが、その原因は2つあります。
ひとつは3月11日に襲った巨大地震と巨大津波が重要な設備である原子炉冷却システムを破壊したため、代わりに建造された臨時の冷却システムが原子炉を冷却した際に出る汚染水。
もう一つは地下水が破壊された原子炉の下に流れ込み、汚染されてしまって出来る汚染水です。

東京電力はすでに福島第一原発の施設内に25万トンの汚染水を貯蔵していますが、この3年以内にその量が2倍の50万トンに達する可能性があると語っています。


しかし、外部の専門家はその汚染水『貯蔵施設』のお粗末さに慄然としました。
東京電力はそれぞれ厚さ1.5ミリメートルしかないビニールを2枚、そして厚さが6.5ミリメートルの粘土製の合計3層しかない地下『貯蔵施設』を製作していたのです。

この構造のため、多数のシートの縁を縫い合わせる必要があり、東京電力はこの縫い目の部分から汚染水が漏出した可能性があると語っています。

「これでは水が漏れだしても、不思議ではありません。」
茨城大学・土木工学科の小峰秀夫教授が、このように語りました。
教授は地下貯蔵施設については、東京電力が作ったものの数百倍の厚さが必要だったはずだと指摘しました。

東京電力の広瀬直美社長はこの件について謝罪を行うために福島県を訪れましたが、そのことは周辺住民に一層の苦悩を与えることになりました。
東日本大震災による福島第一原発の事故発生以来、今なお約160,000人の住民が避難生活を強いられ、発電所の周囲では広大な面積が立ち入り禁止区域になったままです。

広瀬社長は地下貯蔵施設の使用をやめ、汚染水すべてを地上のタンクに移し替えると語りました。
しかし東京電力によれば、その作業には5月いっぱいかかる予定だと語りました。
広瀬社長は地下貯蔵施設から海までは約800メートルの距離があり、海への流出の恐れは無いと思われる、そう語りました。
「可能な限り早く、地下貯蔵施設からの移送作業を完了させるつもりです。我々はこの問題が、緊急に対応しなければならない危機的状況にある事を十分認識しています。」


しかし東京大学大学院公共政策研究部門で、原子力発電所の安全対策を専門とする諸葛宗男氏が以下のような指摘を行いました。

東京電力はこれ以上の汚染水の発生を恒久的に減らすための、根本的な対策を講じるべきである。しかし、東京電力にとって、それは容易に実現できるものでは無いというものです。

「東京電力に、事故の収束作業を完璧に行う能力が無いことは、もはや明白になりました。」
諸葛氏がこう語りました。
「東京電力には、原発事故収束のための専門知識が全くありません。そして福島第一原発が発電を行うことは二度とあり得ない以上、収束作業のために使われる費用は、全く利益を生まない出費であるという事になります。」
「そのことはまさに、手抜きにつながっていくことになります。こうした構造は、きわめて危険です。」

「東京電力にその能力が無いことはもちろんですが、日本だけでこの問題を解決することは不可能です。この作業には、日本政府が直接関与する必要があります。世界中から責任をもって専門家と技術を結集し、事故収束・廃炉作業に取り掛かる必要があるのです。」

福島第一原発の事故後実質的に国有化されている東京電力は、財政的にも困難な状況にあります。
このため福島第一原発で事故収束作業に従事している下請けの緊急作業員に対しても、厳しいしわ寄せがいくことになりました。

この問題に関わる医師、弁護士、そして労働組合関係者によれば、下請け作業そのものの削減に加え、賃金や手当も大きく減らされてしまいました。


厳しい条件での労働を強いられている緊急作業員たちの姿が、福島第一原発の南約16キロの場所にある、元のスポーツ施設であるJ-ヴィレッジにあります。
彼らは現場に向かうバスに乗り込む前に、防護マスク、防護服に身を固めます。

疲れ切った彼らに許されるのは、仮眠室の薄っぺらなマットレスの上での居眠り。
最下層の労働者である自分たちに、ぜいたくは許されないと彼らは言います。

休憩時間には敷地内をぶらぶらするか、さもなければ自動販売機の前でたむろしているしかありません。

防衛大学医学部病院、精神医学科講師の重村淳医師は、福島第一原発の作業員たちに対する無償奉仕の医療活動を行っています。
重村医師は、作業員たちの間に外傷性ストレス症候群、そしてうつの徴候が見られると語りました。
これらの症状が作業員たちの仕事中のミスの原因になる一方、薬物濫用や場合によっては自殺にすらつながる可能性のある事について、重村医師は心配しています。
「彼らを救うための何らかの対策が必要です。それは彼ら自身のためである一方、福島第一原発の安全のためでもあります。」

一部の専門家は、汚染水が太平洋に入り込み続けていたはずだと語ります。
東京海洋大学の海洋科学者である神田穣太氏は、『バイオジオサイエンス(Biogeosciences)』のウェブサイトのディスカッションペーパーにこう投稿しました。

「東京電力自身の海洋中の放射線量の測定結果は、放射性セシウムが海洋中に継続的に流れ込んでいることを示唆している。」
「これらの汚染水は破損した配管類、側溝、あるいはその他を経由して、海洋中に流れ込んでいると考えられる。」


この時福島第一原発では、大事故の発生につながりかねない別の問題が発生していました。
大量の使用済み核燃料を収納している核燃プールを冷却するための電力の供給が、2日間停止してしまったのです。
後の調査により、その原因は一匹のネズミが電源ケーブルをかじり、感電して回路をショートさせてしまった可能性があることが解りました。

そしてその1週間後、今度はそうした小動物の侵入を防ぐためのネットを設置する際、作業員が誤って電源を切り、再び冷却装置を停止させる事故が発生してしまったのです。

http://www.nytimes.com/2013/04/11/world/asia/fukushima-nuclear-plant-is-still-unstable-japanese-official-says.html?pagewanted=all
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個人的感想で恐縮ですが、ニューヨークタイムズの田淵さんの記事は毎回本当に感心させられてしまいます。
翻訳途中で、何度も強くうなずいている自分に気がつきます。

さて、東京電力には福島第一原発の事故を収束させるためのノウハウも能力も無い。
ニューヨークタイムズは事故発生の2011年末、すでにその疑問を表明していました。
しかし、同様の疑問を呈した日本国内の大手メディアはありませんでした。

福島第一原発の廃炉作業は、最長で100年かかる恐れがある、その事を指摘したのはアメリカの物理学者カク・ミチオ博士でした。
廃炉の費用が40兆円に達する恐れがある事を指摘したのは、やはりアメリカのアーニー・ガンダーセン氏です。
日本国内の大手メディアは、そんな疑問は一度も呈したことがありません。

福島第一原発の廃炉は日本単独では不可能、世界中の知識と技術を結集する必要がある。
まる2年以上、世界の原発記事を翻訳し続けた身としては、その必要性を当然のことと感じています。

以上 星の金貨プロジェクトBlogより
http://kobajun.chips.jp/?p=10791
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日本国憲法は占領軍に押し付けられたもの。それは,まったくもって事実誤認です !!!
category: - | author: とらひげ
 緊急発信 憲法改正 〜闘いのステージは始まっている〜

日本国憲法は占領軍に押し付けられたもの。それは,まったくもって事実誤認です !!!

日本国憲法の基は鈴木安蔵氏らの憲法研究会による『憲法草案要綱』であり,日本人の手によるものです。
↑↑↑ http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/02/052shoshi.html

『憲法草案要綱』を作ることができたのは,明治初期の日本の自由民権家の方々の血と汗と涙の結晶があったからこそです。源流は,そこにあります。
↑↑↑ http://blog.goo.ne.jp/kazuominegishi

さらに憲法9条は,時の首相だった幣原喜重郎氏の発案に対し,世界の恒久平和の願いに心から賛同したマッカーサーと昭和天皇が協力した結果,制定に至ったものです。
★最重要ノート★
↑↑↑ http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html

昭和天皇・マッカーサーの信頼関係も証されています。
↑↑↑ http://www.youtube.com/watch?v=inE1DSH0jrk


改憲議論の前提として,この事実を,日本の全国民が知らなければなりません。さらに,できるだけ多くの方々が憲法9条発案者の想い・真意に肉薄することが必要です。



憲法9条は,亡き3名の魂の願いによって生み出された人類の宝。それを日本国民が自らのものにすることができるかどうか。その闘いのステージはもう始まっています。
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浜松城公園の放射能汚染調査報告
category: 広めたいこと | author: とらひげ


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仙台高裁判断の前後を世界に伝える2本のAP通信記事(日本語訳)
category: 放射能汚染 | author: とらひげ
この訴訟は、お上に異を唱えることが歓迎されない社会において、低線量放射線による健康への影響に関する専門家見解の困惑するような違いの幅広さによって引き起こされた民意の分断を際立たせている。 (AP Photo/Wally Santana, File)

【東京―AP通信】申し立て:放射線に被曝せずに生きる権利。法廷闘争をはじめた抗告人ら:14名の子どもたち。

2年以上も前、巨大地震と津波が襲来したさいに放射能を漏出した破損原発から60キロ(40マイル)西方の福島地方裁判所郡山支部において、福島の子どもたちのために、両親らと反核アクティビストらが提起した異例の訴訟に対して、日本の抗告審裁判所がまもなく裁定をくだすと予測されている。

訴訟の申し立て内容は、人口33万都市である郡山市は市内の子どもたちを、放射線レベルが自然背景レベルを超えない、すなわち年間被曝量が1ミリシーベルト以下の郡山市外に避難させなければならないというもの。

この訴訟は、お上に異を唱えることが歓迎されない社会において、低線量放射線による健康への影響に関する専門家見解の困惑するような違いの幅広さによって引き起こされた民意の分断を際立たせている。一部の専門家らは子どもたちを避難させる必要がないというが、両親らは、成人よりも放射線に弱い子どもたちへの長期的影響を心配する。これに汚染食品と水によるリスクが加わる。

日本政府は、チェルノブイリ事故以後で世界最悪のフクシマ事故が起こったあと、人びとが住みつづけてもよいか否かを決める目安として年間被曝限度20ミリシーベルトを設定した。郡山市内の平均放射線レベルはこの分け目よりずっと低いが、市内各地の「ホットスポット」では、そのレベルを超える。「これは、健康に主だった影響がなく、住むことができるレベルです」と、内閣府職員、カワモリ・ケイタはいう。「学界の専門家らがこれを安全なレベルと決めました」

福島で健康上の安全の任にあたる著名な医師は、障害が無視できなくなるのは、年間被曝量が100ミリシーベルト以上の場合だけであると指摘して、繰り返し平静を保つように訴えた。

地裁は、放射線量が100ミリシーベルの目安に達していないとして、訴訟の申し立てを却下した。健康と放射線に関する学術機関、国際放射線防護委員会は、リスクは被曝量が下がるにつれて低減するというが、それ以下ではリスクがなくなるしきい値があるとは信じていない。

抗告は、1年以上もたった現在でも、近隣の宮城県の仙台高等裁判所で係争中である。

福島第1原発よりも大量の放射能を放出した1986年のチェルノブイリ事故のあと、福島第1原発の周辺、半径20キロメートル(12マイル)の立ち入り禁止区域よりも大きな、原発から半径30キロメートル(20マイル)以内にいる女性と子どもたちを避難させることを優先させた。

家族が自主的に県外に出たり、子どもたちの年齢が上がったりして、原訴訟の当事者である子どもたちの数は、抗告審で10人に減り、今では1人になっている。日本の高等学校は義務教育ではないので、法的に、地方自治体は中学校までの子どもの責任を負っている。

しかし、訴訟は他の福島の子供達の先例として役だっている。

弁護団の一人、柳原敏夫氏は、政府は子どもたちを救うことよりも人口流出を気にしているようだと批判する。

「日本のような経済大国が、子どもたちを避難させようとしないのは理解できません。第2次世界大戦中のファッシスト政府でさえもしたことです」と柳原氏は、1940年代に空襲を避けるために子どもたちを集団疎開させた例を引いていう。「これは児童虐待です」

チェルノブイリ事故後、数千人もの子どもたちが甲状腺癌になった。その後の白血病、心不全、その他の病気が放射線に関連しているという医療専門家らもいる。

福島では、原発事故との関連を示す証拠はないが、子どもたちにうち、少なくとも3人が甲状腺癌と診断された。日本の他の地域には、甲状腺癌に関して比較するためのデータがない。

訴訟にかかわる子どもたちとその家族は、排斥やいじめなどの反発から身を守るために匿名であり、彼らについての詳細は明かされていない。

「どうして日本は、この福島はチェルノブイリの二の舞になろうとしているのだろうか?」と、子どもたちの一人の母親が裁判所に提出した陳述書にいう。「子どもたちを守ってやれるのは大人しかいないのではないか?」

裁判は、日本のメディアの注目を浴びる点では貧弱だが、反核抗議活動家たちの支持を集め、定期的に大規模な集会が開かれてきた。

著名な支持者として、ミュージシャンの坂本龍一さん、漫画家のちばてつやさん、そしてアメリカの言語学者で政治活動家、ノーム・チョムスキー氏らが名を連なる。

「社会が道徳的に健全であるかどうかをはかる基準として、社会の最も弱い立場の人たちのことを社会がどう取り扱うかという基準に勝るものはなく、許し難い行為の犠牲者となっている子どもたち以上に傷つきやすい存在、大切な存在はありません」と、チョムスキー氏はメッセージに記した。

訴訟を申し立てながら、その後に土地を離れたひとり、12歳の女児は自分の不安を語ってくれた。

「わたしが注意深くしていても、癌にかかるかもしれないし、わたしが産む赤ちゃんに有害かもしれません」と、その子は手書き陳述書に認めた。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「ふくしま集団疎開裁判」公式ブログ http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
筆者、影山優理:ツイッターアカウント
Yuri Kageyama @yurikageyama www.twitter.com/yurikageyama

© 2013 The Associated Press. All Rights Reserved.
翻訳・当ブログ掲載許諾済み。他サイト転載の場合は著作権者または筆者の許諾を得てください。
【原文】
Lawsuit seeks evacuation of Fukushima children

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

日本の裁判所、子どもたちの避難申し立てを却下
Japan court rejects demand to evacuate children



【資料】2011年4月16日付け資料写真。日本の北東部、福島の避難所の外で母親のナオコさんのそばに立ち、放射線被曝量検査を受けているネモト・ワカナちゃん(3歳)。日本の裁判所は、同国の2011年核惨事による放射性降下物によって汚染された(郡山)市に市内の子どもたちの避難求める申し立てを却下した。この異例の訴訟は、2011年6月、福島の子どもたちのために、両親らと反核アクティビストらが提起したもの。2013年4月24日、仙台高等裁判所はその決定を下した。(AP Photo/Hiro Komae, File)

影山優里
AP通信ビジネス記者/2013年4月25日

【東京―AP通信】日本の裁判所は、同国の2011年核惨事による放射性降下物によって汚染された(郡山)市に市内の子どもたちの避難求める申し立てを却下した。

この異例の訴訟は、2011年6月、福島の子どもたちのために、両親らと反核アクティビストらが提起したもの。水曜日(2013年4月24日)、仙台高等裁判所はその決定を下した。

この訴訟は、継続的な低線量放射線被曝が健康におよぼす影響、とりわけ成人よりもずっと傷つきやすい子どもたちの場合の影響に触れるものなので、国際的な注目を惹きつけた。

訴訟は、郡山市は小中学校に通う子どもたちを避難させる義務があり、これは日本の法令に定める義務教育の一環であると主張した。

裁判所は、市内の放射線量が災害以前に安全とされていたレベルを超えていると認定した。だが、政府は申し立てにある学校疎開の責任を負うものでないという――つまり、心配するなら、自己責任で去ればよいと人に諭したのである。

弁護団のひとり、柳原敏夫氏は、子どもたちが「核事故にまったく責任を負わない犠牲者」であるので、この裁決は不当であるという。

下級審は原申立を2011年12月に却下していたが、この裁定に対して抗告がなされた。最新の裁決に対する抗告も可能である。

郡山は人口33万の都市であり、2年前の巨大津波によって冷却システムが破壊され、複数の炉心メルトダウンにいたった福島第1原子力発電所から約60キロメートル(40マイル)西に位置する。この事故は、チェルノブイリ以来で最悪の核惨事の引き金になった。

チェルノブイリ災害のあと、何千もの子どもたちが癌になったが、数年ものあいだ、その症例は明るみに出なかった。

癌にはさまざまな原因があり、放射線の影響は人によりさまざまに異なるので、福島の子どもたちが同じように影響をこうむるか否か、はっきりしない。放射能汚染は複合的であり、空気だけでなく、食品、土壌、水を汚す。

一部の專門家らは、福島第1原発周辺の制限区域の外では放射線レベルが低く、癌になる確率は日本のどことも変わらないという。だが、多くの福島県住民が不安に思い、転出した。

政府のフクシマ災害対応策が、広範な一般人の不信を招いている。何千もの人びとが街頭に繰り出し、脱原発を要求している。政府は安全審査後に原子炉を再稼働したいと表明している。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

筆者、影山優理:ツイッターアカウント
Yuri Kageyama @yurikageyama www.twitter.com/yurikageyama

© Copyright 2013 Globe Newspaper Company.
翻訳・当ブログ掲載許諾済み。他サイト転載の場合は著作権者または筆者の許諾を得てください。

【原文】
Japan court rejects demand to evacuate children

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世界が注目!
主要メディアが、仙台高裁の不当な裁定を報じる、この記事を一斉に配信。
その例をあげると――

ニューヨークタイムズ

ワシントンポスト

ABCニュース (米国三大テレビ局の1つ)

FOXニュース

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

【リンク】
AP通信・東京支局サイト:
My Eyes Tokyo 世界の声を東京・日本へ …
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戦争の現実
category: 広めたいこと | author: とらひげ
 これが戦争の現実...
今、日本はふたたびこの道を進もうとしている。

「焼き場の少年」1945年 長崎
***********************************
『目撃者の眼  報道写真家 ジョー・オダネル』

<ジョー・オダネル氏(1923年生)は、アメリカ軍の報道写真家として第2次世界大戦後の日本を撮った>

 佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺めていました。すると白いマスクをかけた男達が目に入りました。男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をしていました。荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の中に次々と入れていたのです。

 10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目に留まりました。おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。
 弟や妹をおんぶしたまま、広っぱで遊んでいる子供の姿は当時の日本でよく目にする光景でした。しかし、この少年の様子ははっきりと違っています。重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられました。しかも裸足です。少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたままです。
 少年は焼き場のふちに、5分か10分も立っていたでしょうか。
 白いマスクの男達がおもむろに近づき、ゆっくりとおんぶひもを解き始めました。この時私は、背中の幼子が既に死んでいる事に初めて気付いたのです。男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえました。

 まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。それからまばゆい程の炎がさっと舞い立ちました。真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。その時です、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気が付いたのは。少年があまりきつく噛み締めている為、唇の血は流れる事もなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいました。夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去っていきました。
(インタビュー・上田勢子)

[朝日新聞創刊120周年記念写真展より抜粋]



<参考>2008/8/7放送
解かれた封印〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080807.html

**************************************
以下、コメント欄に、戦争の悲惨さを伝える情報と、憲法改正問題の情報広げます。
「過ちは繰り返しませんから」この言葉に恥じぬよう、憲法9条について、しっかり考えたいと思います。

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風の強い夜でした
category: 思ったこと | author: とらひげ
 アクションが始まる前に前座でジョンのpower to the peopleを歌いました。
いきなり唐突に歌ったから・・・
ほんとは皆さんもリフレイン一緒に歌ってほしかった・・
今夜は新しい女性歌手を迎えて、ビクトル・ハラの「平和に生きる権利」なども
やりましたよ。まさに今、この平和に生きる権利が脅かされています。
現状この国のどこに希望を見いだせるでしょう。
この歌を歌いながら、スタジアムの隅で軍に拷問され殺されたハラのことを
思いました。
帰り際に、東京から避難してきた若きバンドマンに声をかけてもらえました。
原発関連の歌ばかりやってきたとか・・
来週は浜松祭りのため金曜アクションはお休みですが、再来週は一緒に歌いましょう。

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除染作業に新たな国家資格
category: 放射能汚染 | author: とらひげ
我が目を疑う話である。信じられなくて、何度も読み返した。頭は大丈夫なのか・・・

  除染作業に新たな国家資格…自民が参院選公約に

読売新聞 4月26日(金)15時33分配信

 自民党は25日、放射性物質の除染作業に関する新たな国家資格「放射線業務士」(仮称)を創設することを、夏の参院選公約に盛り込む方針を固めた。除染技術の指導者育成や作業員の資質向上につなげる狙いがある。

 現在、除染作業には国家資格がない。同党は国家資格を新設することで、東京電力福島第一原発周辺の国直轄の除染の「手抜き作業」で広がった国民の不信や不安を払拭し、再発防止につなげたい考えだ。

 具体的には、新たに原子炉保守業務、放射線管理業務、除染業務の3分野で、それぞれ1〜3級の資格を設ける方向で検討している。来年の通常国会に議員立法で法案提出する方針だ。

 自民党の参院選公約ではこのほか、原子力発電所の再稼働について「安全性が確認された原発の再稼働を進める」と明記する方向だ。原発の立地地域に経済特区を設けることも検討している。
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日本政府がアホだと毎回思うのは、放射能に対しての自らのガイドラインが
いい加減であるということ。
おまえみたいな主婦に何がわかる、と言われても、その主婦よりもアホなのだ。
まず、除染に必要なのは、除染する人の健康を護るためのガイドラインを
つくるほうが先なのだ!
同じ理由によりフクイチ内部で働いていてくださっている人たちには
国が健康補償をすべきなのに、あのドケチ東電にまるなげ、ぶんなげしている状態。
まず、過酷な現場で、働いている人の健康を護る補償制度なければ、
手抜き除染とかよく言えるよと思います。
あんたらの「手抜き政策」のほうが問題なよ。
そもそも、除染作業員がこんな白装束着せてもらえるかどうか?
・ベラルーシはフルアーマ(土が皮膚についたらあかん)
・訓練を受けた軍隊(初期は市民除染をさせて市民に被害が増大)
・0.2マイクロシーベルト/hに下がらない地形、やってもまた数値があがってくる地形の除染は禁止
もっともっと細かい法律があって、除染する人を護っている。
ここまで読んで、日本政府がアホだと思わない人は、いないと思う。
ガイドラインや補償なしで、除染させるほうがおかしい。
本来なら、放射能払い捲いた自民党議員が率先して除染にボランティアで参加すればいい。
中曽根!読売新聞!リスクを抱えて生きろと、後ろから旗をふるな。
前線に自分が出てからいってくれ、頼むから、もう被曝者を増やさないで!
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マルタバ トゥロール
category: 食い物 | author: とらひげ
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チャンプルーでアクション終了後、食事しました。
ちょっとパン生地ピザのような厚いクレープのような食感の
オムレツにチキンカレーがかかっています。
このカレーが癖になりそうな美味しさで最後は
惨めったらしく、何度もスプーンでかき集めて食べました。
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戦争のできる国に(永久平和宣言、永久とは70年80年のことか?)
category: 広めたいこと | author: とらひげ
 日本国民はとんでもなく危険な政権を選択したのではなかろうか?
安倍政権が画策する「国家安全保障法」、そして今回の「秘密保全法」はあまりに危険な法案だ。自民党はこれを議員立法として提出することを目論んでいる。これすなわち内閣法政局の審査をすり抜けることを意味しており、法が自民党の意のままになってしまう可能性が極めて高い。

国家安全保障法は安全保障の義務を自治体や国民にまでその範囲を広げ、自衛隊を国防軍にするといった憲法の理念を踏みにじるものだ。
そして秘密保全法は機密情報保全義務について公務員だけでなく、民間や学術機関まで影響を与える。つまり、例えば原発に関する機微な情報、TPPに関する内幕を国民からシャットアウトし、「知る権利」を奪うもの。これから起こるであろう、国家の不手際の数々に蓋をできるよう、予め計算された法案である。

夏の参院選が正念場である。自民党をこれ以上のさばらせておけば、日本はアジア随一の専制国家に逆戻りだ。
国民生活、経済、原発被害。これら何も解決されず、日本はズタズタになっているかもしれない。
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戦争への民意誘導
category: 広めたいこと | author: とらひげ
 日本・アメリカ・中国・韓国・北朝鮮の各国メディアが、安倍政権の靖国参拝に対してやたら騒いでいますが、皆『 戦争=経済活動 』をしたい軍需複合産業のポチで、戦争への世論誘導を煽っているに過ぎません。

夏の選挙の結果はすでに自民党が勝つストーリーの段取りになっているので、無理やり《 憲法改正 》、《 自衛隊法改正 》をして、軍国への道へと突き進むんでしょうが、犠牲になるのは、各国一般市民の子供たちと、これから産まれてくる子供たちで、戦争で金儲けをしたい人たちは安全なところで高みの見物なんでしょうね・・・。

アップした写真は、2006年〜2007年、安倍晋三氏が首相在任中、中韓の強い反対を考慮して参拝しなかったのですが、2007年以降に首相を辞任した後、毎年8月15日の終戦記念日には靖国神社を参拝している際のものです。

今の平和の中に生かされている我々日本人が、無理やり戦わされ犠牲になった多くの英霊が祀られている《 靖国神社 》へお参りするのは当たり前ですが、戦争をするための政治の道具に使うのは如何なものかと思います。

今年で戦後68年目に当たりますが、多くの戦争経験者たちが亡くなって、文句を言う人がいなくなってきたら、あの悲劇からなにも学ばず、また無駄に同じ人間同士で殺し合う戦争ですか・・・?

そういえば、中国って昭和60年まで《 靖国神社参拝 》についてゴチャゴチャ言っていなかったのをご存知です?w

昭和60年8月15日、中曽根元首相(原子力を日本に導入した張本人)が参拝に行った時、中国は抗議の姿勢を見せていなかったにも関わらず、朝日新聞の加藤千洋っていう記者が、『 中国、日本的愛国心を問題視 』という記事で、中曽根首相の参拝について批判記事を書きました。

それから10日以上も過ぎてから、社会党の田邊誠が中国へ行って中国政府に吹き込み、中国の副首相が初めて批判したのが始まりという、まったくもっていい加減な話なんですよねw

ちなみに、靖国参拝に反対してる国は、中国、韓国、北朝鮮だけで、世界の多くの国々が靖国神社に公式参拝しています。

《 靖国神社へ公式参拝をした国 》

● アジア
 台湾、マレーシア、インド、スリランカ、インドネシア、パキスタン、イラン、ベトナム、ミャンマー、タイ、チベット、ソロモン諸島

● アジア以外
アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スペイン、フィンランド、ポーランド、スイス、ルーマニア、リトアニア、アゼルバイジャン、トルコ、スロベニア、オーストラリア、ニューギニア、パラオ、トンガ、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、チリ、エジプト、パナマ、イスラエル

【 動画:靖国参拝「不必要な国粋主義」米メディアが懸念 】
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000004264.html

【 改憲で軍備増強への道筋をつける安倍首相 】
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324289404578442192838558914.html
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